2023-01-01から1年間の記事一覧

2023年発行やおい同人誌ベスト20

1位 はだかの心臓 どうせ、おたがいさま ジャンル:スラムダンク 作者:へらへら 学生時代の宮城と三井が両思いながら初セックスに至るまでの不器用なさまが微笑ましい前半と、渡米後にエロ慣れした宮城が三井の前立腺を刺激してコマぶち抜きで射精させるシ…

心で花を狩る

棟方志功展メイキング・オブ・ムナカタ(東京国立近代美術館)みてきまして、版木を彫って出るゴツゴツした彫り線で描いた男神と、女性や菩薩の柔和な曲線が画面いっぱいに展開されていて、その線の上(裏からのもあるのかな)から淡い薄青色や薄赤茶色で透明感…

肌香。匂いが溶けてゆく。流れる匂い。

「来てくれる女は背中に灸のある人とか妊婦でした。主人が働かないので生活に苦しみ内密に小遣いをといふ人を私も安く来てもらって描かして貰った」 甲斐庄楠音の全貌(東京ステーションギャラリー)見てきまして、前半は絵で後半は映画関係の着物なんかが展示…

乳首とか瞳の奥とか唇とかの色のさしかたがなにげに丁寧だよ

『山や水、木や花の身体的な動きをとりわけ観察している。 すべてが人間の身体と同様の動き、 植物の歓喜や苦悩に似た揺さぶりを想起させる。』ーエゴン・シーレ、フランツ・ハウアーに宛てた手紙より、1913年 『至高の感性は宗教と芸術である。 自然は…