2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ユダヤの人やチェコの人ってちゃっかり得してる的キャラ多いような

ゲンスブールとおんなたちは音楽・文学的才能豊かな男が仕事で関わったイイおんなとの情愛をたんのうしつつ作品づくりに邁進してく人生模様を描いた実録おとぎばなし風の作品ですが、単なる天才イチャイチャ映画だと踏んづけたいですけど、ゲンスブールさん…

いともたやすく行われるえげつない行為

『差別されることは、創造の一つのバネたりうる、といいかえてもよい。こうした言い方は、一見奇聞に聞こえるかもしれない。しかし、排除されるものに冠される言葉こそ、言葉の多義性を可能な限りもっており、排除するその排他力に排除されるものの世界がこ…

「ありがち展開をあえて配してあっさり否定」もありがちだけど大事な件

『隠されていた事実の種明かしをこれみよがしに披露するミステリは少なくない。本作が一般のミステリ映画と比べすぐれているのは、前述したようにいくつもの謎が少しずつ解かれていく過程が意外性をはらみながらも、説得力に富んでいるためいわゆる騙し討ち…

善を行うにも悪を行うにもそれぞれに違った欲求を得ることを目指してるんだよな

ひとむかし前は食うにこまるほどカネがない青年とか、転売(=カネ目当て)目的でやる輩が多かったらしいけど、おいらがみた万引きする人は金持ちの坊ちゃんタイプの中年男ばかりだった。みるからに高そうな服や鞄を持った「いい身なり」をして他者からの評判…

アメリカ軍人が裸の幼女をいたぶったり虐殺してる絵とか本国じゃタブーだよね

4月の涙→パーフェクトホスト 悪夢の晩餐会(8日。両方シネパトス)→ヘンリーダーガー展(さっき。ラホーレミュージアム原宿)とみてきまして、ダーガー展は絵もさることながら展会場の最初のほうに並べて展示されてたダーガーの生涯について説明した文がすごく…

シュヴァンクマイエルもエルンストをまねたかったって正直な題名つけてたしなー

生誕100年 岡本太郎展(国立近代美術館)さっきみてきましたが、太郎が絵画を描く際に多用する形状で、どっちが発生源なのかはわからんけど、1カ所からニュッとでてきたふうなありさまのモノがあって、先っぽが広がったりなんらかの形におさまらない場合は発…

絵画的又は感覚的の味わひに喜悦を感じるのです

スコットピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団(2日。シネマライズ)→ミスターノーバディ(ヒューマントラストシネマ渋谷)→包む 日本の伝統パッケージ(3日。目黒区美術館)→芸術写真の精華―日本のピクトリアリズム→ベッティナランス写真展 女神たちの楽園(東京都写真美…

結婚後もホレられる男でいないと奥さんは逃げちゃうよ

ブルーバレンタイン(29日。しね)→イヴ・サンローラン(ヒューマントラストシネマ有楽町)→ガリバー旅行記(日劇)とみまして、ブルーバレンタインは付き合ってる最中〜結婚したてのころはラブラブだったカッポーがいっしょに生活するうちに険悪になって離婚する…