歌手になるための勉強を5年間する予定の霊能者さんへ

・貧相な歌詞とヌルいメロディの歌が頭のなかでずっと聞こえ続ける
・夜寝ると、左肩の後ろあたりから動物の霊のようなものが出てきて、おいらの乳首や首や口元を噛むから傷ができる

つくった歌をおいらにさんざんけなされて、悔しさのあまりにお得意の霊能力に頼って仕返ししてきたんだなーと思った。でも、本気で歌手になりたいなら、その悔しさや怒りを「歌」で表現しなよ。自分のつくったものを批判されるたびにいちいち霊能力で仕返しをしてたら、あなたは死ぬまで霊能力者のまんま。いつまでたっても本当の歌手にはなれないよ。あなたから誘われたライブをみてね、こんなんでこれから本気で歌手やるってマジか?頭おかしいんじゃないのか?と思った。お粗末なカラオケ大会でしかないのに、あなた自身がそれに気づけてない。これまでは生まれつき持ってる絶大な霊能力で世渡りしてきたろうし、いま持ってる財産もすべて、その霊能力がなければ保持し続けることができないから、その霊能力を捨てたらどうなるかわからなくて、すごく怖いんでしょ。「歌」のことで「歌」で返事をせず、歌とは関係のない霊能力で嫌がらせをする時点で「霊能力を捨てるなんて冗談じゃない。歌はあくまで道楽だよ」と言ってるのと同じだと思う。そうじゃない、歌は本気でやるんだというなら霊能力での仕返しじゃなく、歌をつくっておいらに返事をしてごらん。おいらにクソだのカスだのいわれて殺したいほど悔しかったんでしょう。それをぜんぶ歌詞にすればいい。歌にして発表してごらん。思ってもみなかったような面白い歌ができるかもしれない。人にはぜったいにみせられない、と思いこんでいる面をぜんぶ世の中にさらけ出してごらん。それができるようになったら、あなたの素晴らしい才能がどんどん出てくるよ。「癒しや愛のキャラでなければダメ」とか思ってない?それが壁になってあなたの本当の歌の才能が出てこなくなってるんだよ。その壁をまず乗り越えなきゃ。おいらはあなたの本当の才能がみてみたい。でも、あなたはそれを拒否して、霊能力で攻撃した挙げ句、耳を塞いでる。もったいないことこのうえない。ぜんぶ捨てる覚悟で乗り越えてみなよ。そしたら自然と「歌」がでてくるよ。おいらへの殺意を世の中へぶちまけてみたらいいよ。あなたの本当の才能がもしも出せるようになったら、おいらはあなたのライブをみにいくよ。また霊能力で嫌がらせしてるようならその可能性はかなり低いけどもね。
それとねえ、誰かを痛めつけるために動物の霊を送る、ていうのは霊能者さんがよくやることなのかしら。それはさー…親が幼い子供に犯罪行為をさせてるのとおんなじだよ。なんていうか人間同士で処理すべきことを動物に代理戦争させるってあんまりだろう。動物たちは地上で人間によってさんざんヒドい目に遭わされてるのに、死んで霊になってまで強制的に人間の悪徳の片棒担ぎさせられるなんて悲惨すぎる。なんも悪くない動物たちに悪事を命令しておいて、愛だ癒しだって、どのツラ下げて言ってるの。