弁髪って精子のしっぽみたいですね。

finalventさんとこで日本の痴漢が世界各国から熱い視線を浴びているとの情報を伺ってさっそくしらべたんですけど、イマイチわからないのでタマヒメさんに泣きついたら次々と教えてくださいましたよ!!さすが変態玄人(泣)それ以前に「チカン」てすでに世界共通語としてちゃんと定着してるんですね!ジャパニーズヘンタイ!チカン!ブルセラ!外国で電車内のエロ犯罪つーとどうも即レイプになりがちなようですが、ヤってしまったらもうそこにはエロはないんだよ。全裸にむくよりもスケスケ水着つけてるほうのがドエロなように。なにごとも我慢が肝心。てゆうかチカンはダメだったら!やるんだったら奥さんや彼女にしなさいよね!!ただし血縁者へは別の意味で犯罪です

これのお客さん評にもありますけど、最近のイーストプレスさんの名作漫画初期にくらべてちょっと質が落ちてる気がしてならない。ちゃんとつくればそれだけでずっと長く売れるのに、早い刊行にこだわるあまりに粗製濫造してたら長く売ることはおろか客が離れちゃうじゃん。漫画で読破版グレートギャッツビーとか同人誌作家だって描かないようなヘタクソさでさ…。編集の人とか監修する人会社にいんの?なにあの素人以下のクオリティ低さ?新人登用に積極的ならそれはそれでいいですけど、ヘタクソならどこぞで修行さしてからだすようにしろよな。イーストプレスのグレートギャッツビーに関しては金かえせとしか思えねえよ。ああいうのつかまされると次のもんに手出す気が萎える。もうさー、いっそ粗製濫造版と2〜3年かけてつくりこんだ豪華新訂版と同時進行でつくっとけば?読者の納得いかん声を黙らせるような決定版とかつくっちゃうつーの。その際には前に日記でもカキましたけど、岩明さんのヒストリエみたいな作者個人が原作から感じる官能とかツボどころを中心に完全に娯楽作品として描く(漫画で読破版カニ光線とかはそのへん少年漫画ちっくでうまくってたし)がガチ。もう教科書よまされんのはこりごりです(でも君主論はそのへんうまくやってたな)。といってもクソていねいに描きすぎても数十巻みたいになっちゃって、漫画で読破の本来的な持ち味である「手軽に読める」がないがしろになっちゃうしな。むずかしいっすね。次回新刊はプルーストとかだそうで。だいじょぶかなあ。描き手さん(沖縄の会社なのな)の苦労話とかちょっと聞いてみたい気も。やっぱ毎回原作よんでるんだろうし。
とりあえず最近でたやつではドンキ無情がちょっとおもしろかった。ドンキはスジをはじめてまともにしりましたが、予想してたよりわりとイイ話でよかった。なにしろ家計が傾くほど本買いこんでるじいさんに困り果てた家の人が、もういっそ書庫の扉を塗り込んじゃえ!とばかりに一計を案じて扉を塗りこめた上、金輪際本を買わせないようにじいさんを震え上がらせようとして、じいさんが夢中になってる英雄譚にでてくる悪い魔法使いふうの書き置き(キサマの宝はいただいたぞハハハーみたいな)しといたらじいさん怖がるどころかものすごい興奮しだして鎧着込んで姫を助けてくるから!!とか馬に乗ってどっかへでかけてしまう。ひとりならまだしも騎士には従者がいるとかいって近所の頭の弱いオヤジをだまして家来としてつれてくありさま。で、じいさんが各地で家の人を恥辱にまみれさすような愚行をくりひろげまくるんで、もうどうにかしなきゃ!となってまあ要するに現実逃避のために何かにドップシはまってる人(ひろぶろさん経由)を正気にさすにはどうすれば?みたいな話で、ドタバタコメディ人情話的なアレ。無情のほうは「主人公を追いつめまくる人が実はマゾ」がクライマックスのオチに据えられてる部分にちょっと感心した。相手を痛めつけてなにも思わない系キャラの基本みたいな造形で。あと阿Qはがぜん原作が読みたくなった。ここ最近チラよみしてる高見っていう作家の小説がやたらアナルやオカマやアヘン(注射針が手に入りにくかったからアナルに塗りたくってた、とかの当時の中国アンダーグラウンドのリアルすぎな描写が怒濤のように出ます。ところで分厚いハードカバーしかなくて持ち歩きに不便なんで文庫版だしてくれよー)がでてくるんですけど、それと似たような風味を感じ取ったせいもあり。中国って精神的勝利法の現実から目を背けて気分よくすごす的なのが根付いちゃってるからいつまでも共産党支配から出られないんすかね。あとむかしは屠殺場のいちばんエグいところでも一般の人が自由にみせてもらえたんですね。いいなあ。