来日中のデンゼルワシントンのようすがあきらかにおかしい件


昨日この番組で草食系男子の代表としてネッツ関係の仕事してる月収150万円男のつましい生活っぷりが紹介されてたんですけど、なんか貯金が500万円とかで、つーか月収150万あってマジに貯金が趣味でつましい生活してんなら貯金なんか500万どころじゃないと思うんですが、貯金が500万止まりになるほど何に散財してるんですかね。演出上草食系男子ヅラしてるだけで実際にはちがうのでは?

上記画像はこれのです。発売日30日とかいって地元書店で昨日もうふつうに売ってましたけど。つーか選挙直前にこうゆう特定思想煽りをわかりやす〜く描いたもんをだしちゃうのはいいんか?とも思いますし。上記画像は今作のまとめ的クライマックスとして描かれた最後のほうのコマなんですが、「○○しよう!立ち上がれ!」みたいな呼びかけ系締め作品が平然と娯楽として刊行できるのって、これと同じくその呼びかけどうりに実行したらどうなるか結果がわかってるからこそでしょうな。マルクスも総統もよかれと思ってやってたんだとは思うんですけど、結局だれかを痛めつけ続けて得る「幸せ」はかりそめのものでしかないという歴史的事実がたくさんある上でのだめ!ゼッタイ!的な暗黙の了解があるからこそというか。マルクスのほうのは会社経営とか雇用とかの法律をちょこっと手直しするだけでだいぶ改善される気がするんですけど。「暴力で根こそぎシステム替える」ってものすごい手間も時間もかかる上、仮に苦労して実現できてもまた同じような問題(暴力での報復)がでてくると思うけどな…。テロリストがしょっちゅう暴力革命ごっこしてる中東あたりなんてずーっとグズグズ発展できないでいるありさまだし。平穏を保ち続けるにはまず安易な悪の道から抜け出して光の道をあゆむ(DBの亀仙人天津飯に投げかけたセリフ)ことが必須ですが、テロをくりかえす人には光の道であるまっとうな日常が針の山のようにつらいものにみえていて、その恐怖心がゆえに武器を手放すことができずにいるんでしょう。マンデラさんは成功したけど暴力に訴える人でまっとうな思想や計画を持ってる人ってものすごい稀で、それはなんでかというと暴力をする瞬間のカタルシスが目的になってしまいがちだからなのかなーと思う。本来的に「暴力後の新しいなにかを維持する」が目的のはずなのに、暴力をくりかえしているうちに暴力前と後の圧倒的(現実には一時的でしかない)変化を自分で起こしたことへの高揚が忘れられなくなってしまう麻薬的な感情のとりこになるというか。ちょっと話ちがうけど、たまに小説を書くために人をどうしても殺してみたかった、みたいに殺人後に告白する人がでますけど、「小説書くため」は方便でほんとは単に殺しがしたかっただけなんだろと思う。経験してないことでも経験したかのように描くのが小説かくおもしろさじゃねーのとも思いますし、そもそも文や文字への愛着と殺人への欲求ってぜんぜんちがうもんだしな。実際にコロすよりも近寄ることもなく分析してみえてない部分をなにもかも丸裸にしてやるほうがよっぽどスリリングだと思うけど。殺しちまう奴は文の快楽をしらんよね。小説方便の殺人犯とにたモノに「股のユルユルな女流作家」もありますが割愛。「女流といえばおまんこ」みたいな民放の再現ドラマとかどうにかならんか。ヤりまくるのが波瀾万丈なのかよ。まあ確実にふつうではありませんけど。まるクスにもどしますが、資本主義的労働でも生きがいを感じてがんばってる人もいるかぎりは根こそぎ変革は万人をシアワセにすることはできないが現実かと。失業率上がりつづけてるいま言っても説得力ないけど。暴力系革命の末路がイマイチわからなかった刊行当時はかなり危険な出版ブツとみなされたろうな。
尚、同時発売のこれはなんかイケメンがバンバンでてきて悪者に立ち向かう正統派少年漫画な話でした。キャラですぎで最後には誰が誰やらよくわからない。

あとポンニがイヤでたまらなくていかにもな社交辞令並べたり腹話術の人形みたいな笑みを浮かべたりしてんのかな?>デンゼルW