あたたかくなるにつれて微妙におかしい客が増えてきたよ…

みんなスケベだなあ

土人さんの儀式風味なかるじゃがのCMがわりとスキな昨今ですが、ところでセブンイレブンこのグラタンなにげにうまい。洋食屋で出されるあのグラタンと同程度の香ばしい風味がふぅ…ってしてきて、いままで食ってたほかのコンビニ製のグラタンはすべてグラタンではないなにかだったのだなーとしみじみしりました。ほかのコンビニのはセブンイレブンのに比べると本来グラタンにあるべき味わいがぜんぜんなくて、単なる白いドロリとしたなにかすぎます。ちなみにイレブングラタンは肉がくさいとか言ってる人がいますが、それは素材本来の風味を活かしてるってことで、コンビニ食にしては逆に上等なんじゃないかと思うけど(胸肉だったらくさくて当たり前だし)。あんな程度で臭いとか言ってたら焼き鳥屋なんかいけないじゃんか。くさみとか苦みとか食材がもともと持ってるものをぜんぶなくした当たり障りのない味って、要するにお子様ランチと同じで味覚について成長させない(いやだと思うものを慣れさせる前に出すほうが排除しちゃう)ことでより多くの人に売ってくが今までのコンビニの常套手段ですが、コンビニ業界が今後品質&価格のゆるやかなインフレ(景気がいい状態というのはそういうことを指すらしいよ)を目指すとするとお子様味覚商法からの脱却ということになってくのかな。でもそういうのは実現できたとしてもごく一部のイレブンくらいだろうな。クオリティにあんましウルセーこといわない人がおもなコンビニ客なんだろうし。コンビニ食ではturutanさんとこで出てたキウイのプリンもなかなか。キウイだねがさくさくしておいしいよ。せっかくきれいなソースなんで皿にだしてたべましたが、プリン自体がやわらかすぎて重みに耐えきれずにどんどんしぜんに潰れていきます。
 
昨日はデクスターDVD2枚めみました。6話めあたりでデクスターに疑いの目がかかりそうになるなどのドキドキ展開はじまるんですが、それというのも不法移民にひどい仕打ちをしてる夫婦を殺しのターゲットに定めたデクスターが、いつもどうり完璧な仕事をした直後に遺棄したはずの遺体をもとの場所に戻してさらされるという仕打ちを受け、それはデクスターに愛のメッセージを送り続ける殺人鬼がやったっぽいんですが、同時にたまたま現場に隠れてた移民の子に目撃されてしまうという失態も犯してしまい大ピンチに。当然デクスターの所属する殺人課が担当するんですけど、自分の完璧な仕事っぷりを自分で報告書にまとめたり、ど真ん中ピタリなプロファイリングをしてきた妹の報告書を頭ごなしに否定したり薬品保有者から自分の名前削除したりと隠蔽工作に忙しいわけです。つーか…デクスターがいままでの人生でウソ笑いで過ごしてきた場面を写真どうりに再現したりとか、どう考えてもデクスター兄は弟をストーキングしすぎで愛しすぎです。廃病院では切り刻まれながらまだ生きてる被害者のまわりに切り刻む道具をずらりと並べておいて、殺したいんだろう?正直になったらどうだ?みたいな仕掛けをされるて、自分に正直に自由に生きることを見せつけられてそれに比べて自分は…みたいに葛藤するデクスター。たびたび出る養父さんとの回想シーンではサイコパス面がでそうになるたんびにだめだぞデクスター。て厳しく躾けられて面白くもなんともないところでもとっさにニコニコしてさも感情があるようにふるまえるわけですが、そうして最低限しつけられてるとはいえ端々まではカバーできないもので、彼女とお涙頂戴映画をみてるときも悲しくもなんともないため、滂沱の涙を流してる彼女にバレないよう涙のいちはやい分泌をうながすべく瞬きしないよう目を開けつづけてどうにかしようとしたり、いよいよリアクションに困ってそうだ!とばかりに映画みて泣いてる彼女の股ぐらに突然頭を突っ込んでまんこをなめようとしたりと前回DVDから引き続きKYすぎる行動をとっていきます。デクスターは感情とかがリアルにわからないので、自分もいつか感情をわかるようになるのだろうか…とか淡い期待を抱いてる描写がちょっとあるんですけど、サイコパスからしたら感情を持ってる自体が才能なのだなーとしみじみしました。一般人が絵描きになりたくてもその才能がなくてなれないように、怪物が人間に憧れても決して人間にはなれないという。比率的にどっちのが多いのかが「普通」とか「常識」の基準で原理なんですな。普通ではないほうに生まれてしまった人が自分に正直に生きるためには偽りの仮面をかぶり続けることに多大な労力を割かねばならないということで。才能はありがたいものだとは限らないものです。