ジョンイルミサイルの思惑どうりにみんながワーギャー言ってるなかで深町さんがなぜかプロディジーやビースティボーイズの動画ばかり浴びるように観まくってるのがかえってブキミですが、今回みたいな挑発にのっていろいろ締め上げるとよけいイキリたちそうな気も。国家間の力関係とかそういうこまかいことはしりませんが、とりあえず北朝鮮の支配者さんたちは飢えた自国民を貿易センタービルに神風特攻された直後のやつらは敵だ論調のアメリカ市民ノリで毎日毎日ヒステリックに鼓舞しつづけてきてるもんだから最終的には戦争マジやるしかないところまできてるんでしょうけど、でも本格的に外国本土を攻撃したりするとソッコーでアメリカにボコスコにされることがわかってるから目立った攻撃もできない手前どうしても「諸外国から攻め入られた」という図式をつくりたいんですな。先を見越して被害者としてふるまいたい的に。なんという姑息すぎる誘い受の典型例。恐怖政治の末期はむしろやぶれかぶれでいってキレーに負けちゃったほうが国としても立ち直りやすいだろうに。ジョンイル政権の人たちは二次大戦時のポンニ陸軍とちがってみょうに頭がまわるぶん負けることも勝つこともできず自縄自縛になってるのがなんか悲惨だ。あの状態でまだ駆け引きできるとか思ってるのも負けることができないのもそうとう頭悪いと思う。
北朝鮮といえば昨日町山さんの未公開映画番組をみましたが、とりあえずウォルマートは地域の小売店を全滅さすわ人手がたりないたりない言って困ってるふうに思わせて人のいい従業員たちに善意の過重労働させるわりにその分ぜんぜん払わないわ、何年忠実に働いても人種や性別を理由に給料もポジションも上げないで社員をふやさずパートタイムの人ばっかだわで働いてる人の平均給与がアメリカの低所得層の収入より下回ってるありさまなんで生活はキツいし医療もまともに受けられない(アメリカには国民健康保険制度がなくて民間の保険会社のみなんで掛け金が払えない人は病院いけない)んで、文句いうと政府の生活保護という制度があるんでそれに頼りなさいとか言って自分とこの労働者の生活を税金に世話さすわ、こういう劣悪な状態に業を煮やした社員たちが本格的に経営者と闘おうとして組合をつくるために話し合ってると組合が大嫌いな経営者の手先と化した店長たちがお上にチクッてそういう社員を解雇しだして社員間での組合の話すらチクられるのが怖くてできなくなってるありさまで、いくら薄利多売の商売で一定の儲けを出し続けてくには諸経費をほかよりもうんと削ることが必須とはいえ、身内が生活することすらままならないほど酷使・口封じが厳しすぎてもはやちいさい北朝鮮すぎる企業です。アカアレルギーのわりに企業や医療体制のアカっぷりはゆるしちゃうアメリカの人のザル基準てどうなってんですかね。合理主義は儲けだけに特化しすぎると北朝鮮になっちゃうってだけか。つーか共産主義の体制だっていいとこもある(食料や医療がどの人にもまんべんなく行き渡る)のに、経済成長重視(＋わかりやすい敵がほしい)なアメリカ政府があまりに「アカ＝悪」なプロパガンダをしすぎた結果、国民の人がアカといわれるもの以外の国内のものを過剰に信じすぎちゃったせいなんですかね。フタあけてみたらアカじみた手法の企業に合理化の名のもと次々と勤勉な民が踏みつけにされるカニ光線な実情にさらされてるありさまで。組合ぎらいつーのは先進国の企業はけっこうあるらしいけど。ポンニでも航空会社とか。ちなみにこのウォルマートの話を夫人にしたらGMは組合が強すぎて潰れたとか言ってました。組合のちからが強かったがゆえに従業員への給与や福祉体制がすげー手厚くて、その上退職金もかなり払い続けてたらしいんですけど、そのせいか車が売れなくなってとたんに立ち行かなくなったとか。夫人は経営者の立場から組合は強すぎてもだめなのよ！会社がなくなったら元も子もないでしょ！とか憤慨してた。かといって踏みつけにしすぎるのも国がだめになるような気もするし。とりあえず超安売りは商店街のちいさい店限定とかにすればいいんじゃね。でかい企業がやると不幸な人のが多くなっちゃうっぽい。
ぜんぜん話ちがいますけど息子がハッパでお縄になってメソメソ泣くマサトシの件みてて優しそうというか人に対する愛情をはき違えてそう(厳しさ＝コネ使いでの業界入り・愛＝カネを湯水のごとくいくらでもやる)な俳優の子供ってかならずヤクとかで捕まるをくりかえしてますね。三田佳子とかさ。梅宮辰夫は娘をかわいがりすぎた結果イイ男を見極められない女になっちゃってるし。二世議員が量産される理由(ほかにも「の長男」で検索するといろいろでます)とかからしてもとりあえず実力が本来的に必須な業界ではスパルタ王が子供のころに受ける試練みたいのをくぐり抜けた人だけ父親とおなじ業界で仕事できる制度とかつくるしかないんでは。
