クリステルたん最近カチッとした服しか着ないなあ

・昨日のとくダネ!でマイケル寂村がオークションに出してたシザーハンズの手は日本の大物女優が狙ってて、その人の名前だしたら番組が潰されるとかおづらはげあきさんが震え上がってましたけど、「シザーハンズの手に数千万使うようなジョニデフリーク」という事実が大衆に知られるとイメージがガタ落ちするから知られたくないってことなの?つーかそれフジテレビのいち番組を芸能界権力を使って消し去るような重大なことか?ある女優がジョニデファンかどうかなんざほとんどの視聴者は知ろうが知るまいが超どうでもいいと思ってるよ。ところでこのジョニデフリークが知られるとあらゆる番組を抹殺しだすとかいう底なしのバカ女優ってだーれ?知ったところでマジどうでもいいので「ふーん」としか言いませんけど。村西さんとか知ってるかなあ。

クジラ定食をだすお店(深町さん経由)ということですが、クジラは火を通すとかたくてあんましおいしくなくなるので、こんどはぜひおさしみでどうぞ。ざいあんさんではたんのうする会開催してるそうです。ざいあんさんとこの文によるとクジラ増えすぎて食うもんなくて痩せてるらしいじゃないですか。エサたりないほど増えてるっつーのにそれ無視して食っちゃだめとか愛護どーとかってマジ意味ねーよな。家畜毎日くってるくせに殺しちゃいけないもんの話になると「かわいいから」だの「かしこいから」だの勝手なことばっかいいやがって。まずクジラの尾のおさしみを味わってからいってみろよ。もうおいしい物体にしかみえなくまること請け合い。

これとかこれみたいに少女漫画風味(どっかでリアリスティックな持ち味の画家だとか書いてあったけどそれにしては耽美すぎるだろ。路上の孤児は飢えてるに決まってるのにふっくら可愛いらしく描いてるし。「技法はリアルだけど投影は完全にファンタジー」がガチ)な画家さんの絵でこれみてからこれとかこれとかこういうのみるとあっこれは児童ポルノの先達!とか思いがちです。「ふっくらとかわいらしい子供をリアルに描く」の持ち味の人が乳児姿の天使の群れとか描いてる西洋画は白人に黙ってLOに収録してペド連中のえじきにしてしまえばいいのに。超現代アート。ほかには小学生くらいのコのとか半透明でちょっとおもしろいのもありますし、ちょっとだけエレファントマンのラストを思わせるふうなのもあります。

・えー昨日は仕事後にワタリウム美術館で歴史の天使展みてきました。どういう縛りだかいまいちわからないんですけど、なんかアーバスとかウィトキンとか奇形っぽい作家のがわりと出てます。メイプルソープのは花のが何枚かでてましたけど、カラーのおしべは完全にちんぽにしかみえませんし、蘭の花びらのしっとりした肉感とかチューリップの茎のしなやかに光る弾力感はうねる男の裸体のようでエロいです。アナルにニセちんぽ刺さってるやつとか尿道に指つっこんでるやつとかみたいなあられもないほうの写真て、やってること自体でもうえげつないから隠れたエロスを出す必要がなくなっててそのまますぎて芸がないんだよな。メイプルソープ自身の性癖にないものを撮らせたほうがエロちょうどいい気がする。ところで花の完全版とっくにでてたんすね。ウィトキンはいつもどうり死体使ったやつですが、なんかあのちんぽもおっぱいもある両性具有の人は性転換手術中の人なんですってね。宗教はそもそもショウの一種だろうといわんばかりに神秘といかがわしさの紙一重感をちんぽやまんこをまるだしにした全裸の百貫デブを被写体に表現しています。キリスト教を題材にしてる西洋画は局部だけ不自然に布がかぶさってるふうな描写ですが、ウィトキン写真ではそういう布はおもに顔にだけかぶせられていて、奇形スレスレの巨大ちんぽ等いろいろむきだしです。ウィトキンがいかがわしいのではなく、本来的についているものを隠してる人たちのほうがいかがわしいのであるという主張にもみえてきます。タイトルもいちいち「マリアを苦悶させる道具」とかついてて全裸女性の周囲にSM道具が並べられていたりとわかりやすい。タイトルもいちいちわかりやすいといえばマグリットの撮った写真がいくつか出てて、どれもなんかすごくちいさいんですけど、「出現」てつけられた写真はじゃりの山から誰かの頭がひょっこり出てるし、乱雑に積み上げられたピラミッドふうのレンガ山に向かうふつうの家族の写真には「ファラオたち、あるいは第8王朝」、街なかの柵を乗り越えようとしてるいいおとな3人と犬1匹の「クルチーユ地区を行く」とか、やっぱり絵とおなじでわかりやすいシャレ感覚でよかったです。くだらないことを大まじめにやるがシュルレアリスムの基本だよなーとしみじみした。あとはエロ写真のジャンルーシーフのおんなのまるみを大切にしているやつとか、それに反してチチだしてる女性もひたすら高貴な彫刻のように美しく(これってホルスト自身の性癖でやってんじゃなく、単にそういう気品ただよう系の流行に応じて仕事でやってただけなんですってね)撮りつくしてるホルストの写真とか、あとラルティーグの写真に写されてるそのものではなく、その後日譚を想像してしまうような題(「日曜日、クレオはミサから戻り、着替えなかった」)のついたユーモラスな写真とかよかったです。そういえばウォーホルがカポーチーを撮った写真もあって、なんかカポーチーのカメラ目線がやけにやさしげでした。仲良かったんすね。

終わり間際にのろうとしたエレベーターにピンクのジャージ着たちいさいおばあさんとおばさんがのっててちょっとおもしろかった。