常にエレガントなジャズがかかってる落差かげんもお気に入りです>さくら水産ランチ

・さっき小川町食堂でお惣菜とりの列にならんでたら、前にいたカッポーが野菜の漬け物的な葉っぱ料理ばっかし選びとっててさ。こいつら菜食人間か!とか観察してたら案の定おんなのほうの肌が荒れぎみで、そういえば菜食人間の連中って肌のうるおいやハリをたもつために必要な油分的なものは何で摂取してるんだろ?植物油ってトランス脂肪酸タップシだしポテチみたいに火とおすとさらに大発生したりするじゃん。体が悪玉コレステロールの巣窟になっちゃうのでは。あとさーたんぱく源まで完全に野菜で補うとなると(肉や魚で補うより圧倒的に栄養がたりないから)侍がいたころみたいな小さい体型&短い寿命に逆戻りしてってしまうような気がするんですが、菜食人間は健康には興味がないんですかね。前に芝浦の食肉センターでもらった冊子に「野菜には毒素がかなり含有されてる」みたいなことが書いてありましたが、毒素っていうとおおげさですけど、そういえば食物アレルギーは植物系が多い(お肉のアレルギーはぜんぜんないんですね)ですしね。おいらなんて野菜たくさんたべると下痢になっちゃうしな。というわけでジャンボとりカツをオカズにとろろたまごを中ごはんにぶっかけたものをかっこんでトドメにみそ汁を流し込んできました。ちょっとたべすぎた。
菜食人間については「動物を摂取しない」ことは生き物の命を食べることに対する逃げで責任放棄でしかないのに、「植物のみ摂取する」ことだけを勝手に善行とか決めては実行して悦に入ってる偽善者っぷりはヘソで茶が沸くカップラーメン的発想ですね。動物の命だけ崇め奉って植物の命は完全ないがしろってあたりが生命に対する差別以外のなにものでもないんだが。

・ごく最近になってさくら水産がランチ時にごはんみそしる食べ放題実施中という事実を知ると同時になにこのすかいらーくで行われていたという伝説の朝食ビュッフェ的な!!とかびっくりして小どんぶりじみた茶碗にこんもりよそって気がすむまでかっこんできましたけど、そもそも業務用釜にタップシの炊きたてごはんに生卵・味付け海苔・みそ汁・漬け物をいくらでもたべていいとか言われたらひとはこわれます。現に実兄の友人などさくら水産の食べ放題ランチで毎日のように山盛りごはん2〜3杯に卵かけて食べまくっていたせいで糖尿病になってしまった。最近のお気に入りはさしみ定食たのんでのりでごはんといっしょに巻いてたべる疑似のりまき的手口。あの値段にしちゃなかなかですよさしみ。
最近のランチめぐりでは通りがかりに気づいてはいってみたここは例によって曜日ごとにちがった日替わり定食的なものがあって、おいらがいったときは火曜だったのでビーフシチューだったのですが、みてくれとしてはなんとなく給食の配膳的なちょっと無味乾燥なビジュアルで、うーん…と思いつつもひとくち食べてみるとまあ見た目どおりのふつうの味だなあ…………………………………………… …アレ?これなんか…おいしい?とか食べ終わるころになってなにかけっこうおいしいことに気づくというはじめての体験をしました。ここの店って夜間には閉まってるんでよくわからんかったのですが、昼飯オンリーのお店なのですね。客が入ってないあたりとかちょっとナゾなので通おうかな。なにげに弁当の種類が豊富だし。なんかハードボイルドでスキですここ。つーわけで最近のランチ店お気に入りランキングは以下のとうり。

1.FFさん
2.ナギ
3.ホブノブ

なんかこう…年季のはいった店主さんのいるお店が味的にも雰囲気的にもとってもなじむ。ナギの古びた店内と給食の器のような風体のモノで出されるなにげなくおいしいランチとかから醸されるなんともいえぬハードボイルドさがたまらん。あと客をほっといてくれるところもいい。ナギに顕著なんですけどひとり客の楽園的な店にハズレはないと思う。さくら水産のランチ時しかり。たまに着席してるのが全員ひとり客で、店ぜんたいが静まり返ってもしゃもしゃたべてたりしますもんね。あたかも刑務所のようです。ちなみにランチ時に複数人連れの客がくるとひとり客の楽園に影響を及ぼさないようにと必ず仕切りで隔たれたすみっこの席へ案内されます。
同じ食べ放題系でいえばここはランチ注文の価格のみでサラダバー&みそしる食べ放題という付加価値がついてくるのでちょっとおトクなんですけど、肝心のメシがさしておいしくないのであまりおすすめできない。とりあえず今までくったのは石焼系のランチでしたが、ビビンパは辛い味付けのモノが添えてあるからこそ半熟卵まぜても味がしっかりついてるわけで、添えてあるネタがぼんやりした味だと半熟卵まぜたらもっとぼやけた味になっちゃうじゃねえかよ。なんかここの料理ってランチくったかぎりではどれもぼやけた味のもんばっか。カキが売りの店だからしかたないんだろうけど、なんとなくまったくの素人がレシピどうりにやっただけみたいな味もそっけもない公務員のハンコ事務ってカンジのメシです。サラダをしぬほどくいたい人むけ。
食べ放題な点だけおトクに思える店といえばここはおつまみ的なおかずとメロンが食べ放題なんですが、なんかだいじょぶなんですかね。メロンですよ。やっぱちゅーごくのなのかな。いかな副菜が食べ放題でも肝心の料理がさしておいしくないとおトクに思えない。だったらもっとおいしい店で満足感味わったほうがおトクな気がする。

・味がなんとなくスキでたまにいく某西洋料理屋の店員はいつもは料理人2人+おばさんの計3人なんですが、ここ最近恰幅のいい青年が加わったのですよ。この青年のありさまがちょっと妙で気になってしかたない。料理まってる間もカウンター内であちこちうろうろ動き回って落ち着きがないことこのうえなくて、いきなりカウンターの端っこで両ヒジついてこっちに顔むけてじーっとしてたりする。まあ接客業に不慣れってだけなのやもしれませんけど。あと厨房でしてる会話の声はふつうなのに、客に接するときだけおかまっぽいオクターブ高い声にする(女客だから女みたいな声色にするのが礼儀とか思ってる?)もんだからヘンでたまらん。あと…厨房の人が2人とも白い服でそろえてんのに、このおにいさんだけロック風の黒Tシャツと迷彩柄のアーミーパンツ着用なんですよね。どうしてなのか。店主さんは彼に格好についてあえてなにもいわないスタンスなんだろうか。白にしろとまでいわないけどせめてたまにいるおばさんくらいの場になじむような服装にしたほうがよくねーか。今まで保ってた方向性がどんどんバラけていきそうでこの店のファンとしてはなにか不安です。店主さんは店主さんでせっかくおサレっぽくまとめてある店内なのに、ハリウッドのアクション映画でかかってるようなやけに壮大な調子の音楽を流しててなんかセンスが悪いんだかいいんだかよくわからない。まあ端々にあまりこだわりがないってだけなんだろうけど。たまに実験的なヘンな料理(グリル鶏肉にワサビが塗ったくってあるとか)でるし。