パテシエいなむらしょーぞー大行列だった


上記画像は犬だいすきM成さんから宣伝メールがきたのでなにげなくイッてみたこれ(寛永寺よこ2F)で買収してきたブツ。英雄本色スタンプはこの方(←HPは少女感あふれるアレですが、ご本人は香港映画とか好きなんだそうです。もっとそういうのを全面にだせばいいのに)の作で、ほかにもマッカーサーだの澁澤龍彦だのありましたが、なんか希望の写真とか図柄を送るとそのままそのスタンプをつくってもらえるそうで、こんどゾンビ的な絵のスタンプを発注するつもり。価格は大きさによりけりで基本2,000〜3,000円だそう。なんかM成さんといい、1点モノのゲージツ作品を大安売りするユニクロ感覚の作家さんがけっこう多いんですね。ありきたりなそこらの買物に飽き飽きしてるそこの方どうか。そうそう、スバラシー作品がユニクロ感覚で買えるといえばここの出品作が「漂流の記憶」って作品群で、手のひらに収まるくらいのちいさな木箱の中に、透明な樹脂で古びた地図の断片が固められてて、その箱のフタの裏側に詩のような言葉が貼ってあるモノなんですが、骨董的な質感と緻密な精神が封じ込められたような仕上がりがスゲーきれいでもう全部買い占めたかったですが、あいにく今月はそんな余裕もなくスルーせざるをえず……。まーおいら買っても部屋でホコリまみれにさせちゃうだろうしな…。これも1箱5,000円ほどで完成度高いわりにお手頃価格でもうたまらんかった。ほしー。ほかにはここの人のロシア構成主義的なデザインのポスターもかっこよかったですし、ロシアちっくといえば上記画像のロシア絵本ぽいのはここの人のです。なんか電子書籍によって覆われてしまいそうなご時世に、大儲けできないことが確定したような質感世界でがんばってる人がいること自体がすごいよなー…としみじみします。会場まわってるとご自由におもちください的なモノ(手漉き和紙とか竹でできた紙とか)がけっこうあって、紙とか印刷とかの質感がおスキな方はマストな展やもしれませんわよ。

ちなみに出入り口にはM成さん作の犬が置いてあるとのこと。ぜんぜん気づかなかった。画像ぷりーず>どなたか。上野公園の広場では毎年恒例の絵本値引きセールやってます。