ちょっと前についったで「飢餓状態に陥ってる以外に普通に生活してる市民もいるんだから北朝鮮をむやみにかわいそうがって侮辱するな」みたいな難癖つけられたんで、それに対して脱北者の手記２〜３冊よんだけど？て返事したら「脱北するような輩の言う事なんか信じるに値しない」みたいなむちゃくちゃな返事をよこされた件がいまだに納得いかん。現北朝鮮では飢餓に陥ってる市民が少なく見積もっても３００万人いるらしい(韓国の脱北者団体が手紙付きの風船とばす会してる報道でそう出てた)けど、その３００万人を憐れむことが「侮辱」や「傲慢な思想」にあたるんろうか。バカにするつもりなんか毛頭ない。権力者によって悲惨な境遇にある相手を単純にかわいそうに思うことはすべて侮辱でしかないんだろうか。これよむと兵士までが餓えのために盗みを始終働いてんだよね。国家公務員すら飢餓が原因で盗難に手を染めないと生きてすらいけない国で「普通に生活できてる層」て要するにその飢えてる層からの徴収や収奪で成り立ってる向きに思えてしまうんだが。外部情報取得と行き来がだれでも自由にできる状態でそういう情勢を甘受してるんならべつにかわいそうでもなんでもないけど、「権力への反抗の仕方」すらよくわからなくなってるほどに厳しい情報統制下で思考・肉体共にがんじがらめの状態で飢餓状態にさせられてる市民を「かわいそうと思うな」てなんだよ。十分かわいそうだよ。先の難癖にはキューバみたいに国から出る自由があるなら別だっつー返事したんすけど、そのなかに「土人さんは稼ぐために土人的な扮装を率先してやってる」みたいなのなにげなくさしはさんだら相手が土人ワードに反応して「あなたは植民地的な傲慢思想の持ち主なんですね」みたいな返事がきた(飢餓状態の３００万人を考えるなってほうが植民地的思考じゃね？)けど「黒人」は差別用語じゃないんですかね。表現そのものを「悪」とする考えってそれがなんであろうとヘドが出る。言われる当事者がいやだってんならわかるが、言葉を憎む向きてなぜか必ず当事者ではない人間が声高に叫んでんですよね。いまちょっと子供の虐待に関する本よんでんだが、その前書きとかでも「強姦の姦の字や障害の害の字はいけない言葉ですが」とか平然と書いててさ(でもそこを平仮名にすると意味がわからなくなるので本書ではこの字を使います、とか断り書きもアホすぎる)、字が悪いってなに？水がしゃべると同レベルのバカですね。なんつーのかな…「字を憎む」向きって「被害者」という腫れ物への無用な配慮をしすぎっつーか。これこそ被害者を憐れむあまりにバカにしてるレベルまでいっちゃってる例に思える。字を悪とすることで安心したいのは「被害者」をネタに儲けることへのうしろめたい思いを解消したいあんただけだろ。字の弾圧が善行みたいな勘違いこいてんじゃねえぞ。悪いのは字じゃなくてそういうことした加害者なのに。自虐と文句つけられる恐れへの隠れ蓑で字を悪者扱いて表現者のはしくれとしても腹が立つわ。「姦」が悪？「害」が悪？バーカバーカ。
土 人 さ ん 大 好 き !!
もどしますが脱北した元北朝鮮市民のヒトは国に置いてきた家族や友人が拷問や死刑にさらされたりしてて、脱北を計画しはじめた当時から実行したあとまでその点ずっと心に病んでると思うんだが、そこまでの決意を押してきたヒトのいうことを「信じなくていい」とか断罪するほうがよっぽど植民地的な思想に思えるんだが。難癖つけてきた先方にとっては単なるヒマつぶしにすぎなかったんだろうが、なぜかここんとこやたらに思い出されたので一応かいとく。この件でなんらかご意見のある方はついったでの当時の正確なやりとりを掘り出してよんでからにしてくれ。めんどくさくて掘り出すのやだ。これかく時点で十分釣られてるってのにそのうえこの件でまた労苦つのらせるのがバカらしい。
