雨じゃないときに買おうと思ってたら購入予定ブツがふえつづけてこまる

このスプラッタークレイアニメをつくってるのが長尾武奈っつう人だそうで、この人って映画秘宝の読者コーナーに毎回イカスイラストを送りつけてた人かな。あの絵ただごとじゃないかったし。粘土だと傷口の造形とかつくりやすそうですな。ちょっとえぐったとこに赤絵の具たらすとあんなリアルになるあたりからして。あとクレイアニメでアダルトな内容のものをつくる人があまりにいなかったという事実にも気づきました。

・今朝のとくダネ!のうたコーナーに河村隆一を水で薄めたみたいな歌い方をするヘタクソを通り越してキモい人が出てて、はげあきさんが大絶賛して佐々木恭子が大喜びしてた。なによりデトロイトメタルシティ(←アートキワ荘バカでよかった)のクラウザーになってないときの主人公が歌ってそうなまんまの歌手がプロとして生活できてるっつーことに驚愕しました。あの鼻腔の奥のほうで詰まったように歌うのがオサレなのかね。
DMC新刊といえばへうげものとかヒストリエとかも出てます。ヒストリエマケドニア王とのなれそめエピソード中心なんで、これまでの血湧き肉踊る的画ヅラとか派手キャラ登場とかはちと控えめでテンション抑えめな巻です。へうげものは利休が自分が鬼畜になってしまったことに自分で驚いてて(いまさら)、そこまでの覚悟はまだなかったのかなあとちょっと意外だった。主人公は自分のテーマパーク的感性にいまさら気づいたりしてた。この作品では古田って人はゲージツ家っつうよりどっちかっつーとマーケティングとか企業の販売戦略練る人みたいなふうに描かれてておもしろいです。キャラクタの才能や性質がいまの世の中に実際にある職業にあてはめるようにハッキリ描きわけられててそこがすごい新しいんだろうなあ。いままで武将モノっていえば戦略だの侍スピリッツだの中心に描かれるばっかだったし。

・最近の苺菓子シリーズでは明治のロッテの(お口の恋人って[赤)と出てましたんでのせておきます。明治のはアポロチョコを高級にしたふうなアレです。しかし冬から春にかけて期間限定の苺菓子新製品の出っぷりはちょっとすごい。とちおとめ使用とか銘打ってても実際には香料98%使用とかで化学合成ブツでなんとかしてんだろアァン?とも思いながら買いあさります。実際どうかはしらないです。ひろぶろさんとこで1%は一応はいってるけどあくまで気分的なもんとかネタが出てましたけど。そういえば菓子内の果物含有量のパーセンテージとか出てましたっけ?果物含有量以前に栄養成分表示のとこで甘ったるそうな商品ほど糖分含有量がまったく記載されてなくてちょっと不安になったりする。CO2表示(消費の冷え込んでる時期に追い打ちかけるようなことしてどうすんのかね)なんかするより糖分%表示してほしいです。
チョコといえばちょっと前に出てた明治かなんかのカカオ分の高いチョコの箱がなんかやたら凝ってて、ふつうに紙の箱なんですが開けたあとの開き蓋をもどすとかるく押すだけでパチッとしまったり(あれどうなってんだろ)、中身のチョコを引き出す際も皿部分が段々の構造になってて手前に取り出しやすくなってたり、ちょっとした仕掛けがカラクリ屋敷レベルに行き届いててなんかポンニ菓子のこまやかさっぷりに感心してしまいましたよ。菓子会社の制作班すげえ。

・亮一さんが『「ザ・クリーナー 消された殺人」がシネパトスで上映していたので、ついでに駄作との名高い「ヘルライド」を観た。凄まじく酷い出来だった。編集が下手すぎてストーリーが繋がらなくなるアメリカ映画を久しぶりに観たよ。ここ最近アメリカ映画の素晴らしさを訴えてきたが、そんな自分の主張が少しだけ揺らいだ。』と書いていますけども、質的にどっちが上かを判断する際はベスト3くらいの作品同士でくらべるがガチでは。ワーストなんかどこだってうんこだからくらべてもキリがないし。うんこの公開数が多いほうが下って決めかたもあるけどさ。どっちにしろ日本は勝ち目がない気も。最近ベストテン上位にランクされたポンニ映画でもさ、一般公開されたダークナイトや公開されないクリスピングローバーの映画よりどう考えても上じゃないし。山城新伍が若かったころとか松田優作の映画くらいまではアメリカ映画に胸はって対抗しうる真におもしろい映画がつくれてたのにな…。