「排除したい」と嫌うものにこそ、実は宝が隠れている

13 おさかなくわえた名無しさん :2009/04/28(火) 18:10:07 id:RXKYweqz
鍛冶屋と妖精

 31 おさかなくわえた名無しさん :2009/04/30(木) 22:24:41 ID:U+/QAvND
>>13は、平仮名で検索した方がいいかも。
あれはトラウマ。絵も気持ち悪いし、話の展開が全て不可解。
妖精ってティンカーベルみたいなかわいいキャラしか日本人には
馴染みがないけど、西洋で言う妖精って、日本の妖怪みたいなもんで、
背中がぞくぞくするような不気味さだった。』

ここ数日のレイプゲーム好きは文句いわずおとなしくすっこんでろボケ論理かましてる人は、それ買う人間が鬼畜嗜好であることを前提に語ってるんだろうけど、仮に表立ってつくれなくなって地下のものになったら鬼畜嗜好じゃないけど買いたいおいらみたいな人は買えなくなっちゃうじゃねえか。いまだって店頭だとあんまし手に入らない状態(ゲームはよくしらんけどエロ漫画については鬼畜の置いてるとこは少ない)なのにこれ以上自粛しろってどういう了見なんだよ。つーかいちいちバッシングされて潜ってたらいつまでたっても民間にそれに対する免疫がつかねえことになるし、精神的耐性度の面からしてもふつうに流通してるほうが健康な社会だと思うけどねえ。裸だの暴力だの、創作物に於けるひとつの手法を禁じて一般大衆にみせないようにしてるをくりかえしてると、ちょっとエロとかヒドイもんみただけで火がついたように魔女狩りがはじまっちゃう風潮になりがちっぽいんでヤだ。そういうもんでいちいちギャースカ騒ぎ立てる社会って精神的に成熟してると言えるか?そもそも性犯罪いっこうに減らせない国から抜き道具に関する一方的かつ理不尽な禁止命令とかされるいわれはないですしね。

さておき上記『』内はトラウマ絵本スレからの抜粋。原爆のとか障害児のとかグリムの人食いとかはまあそういうジャンルだしなーと思ってトラウマになるほどこわいとは思わなかったですけど、スレの18にあるように滝平先生の切り絵がなぜかまともに読むこともできないほどこわかった(実はセンダックの絵もちょっとこわかった)。おとなになってから読んでようやくドいい話っぷりと絵柄のシャープさに感動しました。ちなみに本日題はnobunobu-kさんレビュー題から。あーそうそう、この前伊藤潤二の漫画とりあげた際に書き忘れてたんですけど、女に取り憑く化け物舌が切り離されてビタンビタンのたくってる場面みて、アンデルセンかなんかの童話でいちど履くと死ぬまで踊り続けてしまう赤い靴を履いてしまった女の子が、困り果てて木こりに両足を斧で切ってもらうと、足がはまったままの靴が飛び跳ねながら森の奥へ消えていくあの場面(つーかアルファルファさんスレの39に出てますな)にすげー似てると思った。潤二さんはけっこう童話の基本形に忠実なんじゃないですかね。発展のさせかたが異常でSFちっくなんでそうみえないですけど。尚、見た目がぜんぜんこわくないものでも現実的に考えてみるとけっこうこわいスレ(マジ議論もどうぞ)とかものせておきます。そんで上に抜粋した妖精は実はブキミ書き込みの件が本題なんですけど、この画家(こんなページもあった)周辺のこととかをちょっと前から調べたりしてまして、ポンニ人の漫画家が妖精描くと大抵フツーのねーちゃんとなにも変わらないビジュアル(耳とがってるとか羽はえてるとか端々変えるだけ)のキャラになりがちなのに対して、北欧の挿絵家が手がけるとどの人の筆致でもちゃんと人間と異形のものとの描き分けができててすばらしい。もともと「妖精」に対する認識がポンニ人のそれとはまったくちがうからなんだろうけど。バウワーの妖精画に関してはヒトと妖精が同じ画面にでる絵のときは特に、人間のお姫様を小さくてかよわそうな「生き物」として画面のすみっこにちいさく描いて、そのちいさな生き物以外の空間がでっかいトロルで埋め尽くされてる構図なんでよけいに人間の「小さいへんな生き物」感が際立つという。人間だけが構図のなかにいる絵のときには、たっぷりとした空間を神秘的な自然描写にあてて謎めいた雰囲気かもしだすのに成功してるし。人間を「ちいさいへんな生き物」として描くのはたぶん「トロルからの視点」を基本にして描いてるからなんだろうな。妖精のおどろおどろしさとコミカルさを表現していながら全体の調和もたいへん美しい、というのはすごいバランス感覚だと思う。何日か前にfinalventさんとこでムーミンのことがでてましたけど、そういえばこの人とか北欧の挿絵って筆致はすごくかわいらしいのに、話の内容が妙にキツい諷刺がきいてたりするんですけどあれは国民性なんですかね。チェコのもそうだな。あのかわいらしさは諷刺画を根っこに派生したもんなのかな。あとバウワーもアロセニウスもなぜか死にかたが壮絶なのがなんか気になる。なんであんたらそんなヘンな死にざましてんだ。
北欧さんとこで出てたBOKREAとかいう新刊書店のバーゲンてしらなかったですが、調べたらふつう出てくるのでけっこう有名なのか。そういえば北欧らへんつながりでクジラくうもの同士なかよくしていますスレが出てましたんでのせておきます。

ところでなぜか会社でこれ(食べ方はこことかここで出てた)をもらったんですが、ヘンな名前なんで調べてみたら滋養がつきすぎて修行にならないから禁じられたとかあまりのおいしさに修行がおろそかになり食べるのを禁止されたとかで、とりあえず行者さんを惑わす味わいをもつ魔性の山菜なことがわかりました。『滋養がつきすぎて修行にならない』つーのはアレか?精力つきすぎてつい遊郭へくりだしてしまうってことか。『あまりのおいしさに修行がおろそかになり』はおかゆ的な味気のないもんばかり食べてた人が突然ガーリックステーキの味を知ってしまった的熱狂からですかね。きっと彼らは現代日本でサラリーマンとして生まれ変わって仕事さぼってラーメン屋にしけこんでおろしニンニクを大量にぶちこんだ背脂ラーメンを好きなだけすすってることでしょう。もらった野菜検索ではなんかそのテの販売頁がたくさんでてきた(こことかこことか)んですけど、山菜はいまや高級品なんですねえ。たいていはほろ苦さをたのしむアレですけど、外人さんはこういう味わいはわかるのかなあ。なんかベジタリアンの人ってその思想を実践するだけが大事で味が二の次っぽいのがバカなんだもん。ポンニ人は単に味がよくて食ってるだけなのに。検索では行者関連でお坊さんが暴れてるスレをはじめ山伏系山菜だのにんにく王子だのただの野菜好きの人だの出てたんでのせておきます。尚、もらった山菜は胃には刺激が強いらしいので胃を丈夫にするにはスレもあわせてのせておきます。
くいもんネタついでに最近のジャンク菓子ヒットは清水製菓さんのケーキドーナツが超スキ。おいらドーナツてあんま好きじゃないんですけど、この清水製菓さんのは腹いっぱいでもぜんぜんいける。あと和銭型したクッキー(買って帰ったら実母が妙に懐かしがるんで調べたら1955年から売ってたらしい)とかシンプルでおいしい。あとダイエーが自分とこでつくってるプチケーキもけっこうおいしいんですけどネッツでは出てこないのでこまる。そういえば日テレの地方の狂った実態を取り上げてワーワー騒ぐ番組で東北のバナナ菓子を紹介してて思い出しましたけど、アルタ下にたいやき屋があって、めずらしいので黒いたいやき買ってみたら皮がほろ苦いチョコ味で、中身にバナナペーストみたいな餡がはいっててけっこうおいしかったです。丸の内線の出口からだとすぐですよ。
ジャンク食ついでに前に行ったアボガド喫茶の上にハンバーガーをだす店ができてて、入ってみたらけっこう落ち着く店でした。なんかアメリカンスプレンダーとか飾ってあった。