地図サイトの地図って情報が3〜4年前位なまんまのばっかじゃね?

さっきヒーホにでてたこここの人の展みてきましたけど、場所がすんごいわからないとこにあってこまったのでなるたけわかりやすい道筋を書いておきます。とりあえずここ住友不動産のでかいビルの間の道をいくと左手にキッチンタロー(ケースに飾られた食品サンプルが黒ずみすぎてて、特にカレーのは食欲をわかせないブツにみえるあたりどうなのか)、右手に極真クラブがあって、さらにすすむと左手に江戸川小学校があって、それをふーんて眺めながらさらに進んでくとつきあたりに戸川商店があってそこの左手の道を奥にすすむと左側に石川製本所があって、そこのとなりがモリユーさんとこです。グウグる地図にしたがってまーコンビニ目指していきゃなんとかなるだろーとばかりにもろ逆側からいったんでものすごい迷ったりしました。あのへんて倉庫っぽいギャラリーとか工房ちっくなのがわりに多い地域なんすね。あとここらへんて妙にみじかい信号付きの横断歩道がいくつもあって、車通りもわりと激しいので注意しながらいかないとぶつかりますよ。チャリで迷ってる最中なんどかヒヤヒヤしましたし。で肝心のモリユーさんとこはなんか高橋コレクションの一部みたいに銘打たれてました。ギャラリーのある雑居ビルが古びてるすぎてちょっと要注意。ギャラリー自体はビルの4階にあるんで、入り口にあるエレベータに乗ろうとしてボタン押すと1階1階を1分くらいかけながらゆっくりゆっくり下りてくるうえ、下りきってもなんか開かないんですよ。扉が。どのボタン押してもうんともすんともいわんのでかえってのるのがこわくなって結局階段(踊り場があちこちベコベコしてるし、1段1段がみょうに高い)でいくことに。たどりついた4階のちっさい展示スペースでは玉ノ井さんご本人とおぼしき方が映画秘宝に掲載されたうれしさのあまり部屋の真ん中でキャーキャーはしゃいでましたが、かかわるとうっとうしそうなので作品鑑賞に没頭しました。なんか外人のちいさい子に菓子風につくったハリボテチェーンソーみたいのを持たせたりしたアレとかで、刃部分がクッキーやクリームみたいなお菓子で、血部分がチョコレートとかになってる写真中心。なんか中心になってる菓子がハリボテまるだしなとこがいまいちだなー。あれ全部ガチ生菓子でやったらおもしろかったろうに。実物でつくった作品を展示して腐りゆくところを客にみせつけたり、ありんこにたかられてる最中のをそのまま展示したりすんの。あと人体パーツを質感から色具合からスーパーリアルな肌色の菓子でつくって、そのなんちゃって人体を破損させてゼリービーンズでつくった欠陥がびろーんと出てるみたいのつくったりさ。なんか小道具づかいに於けるびっくりさせてやろう度とか子供を使うことによって醸し出される残酷性とかいろいろイマイチ足りないと思います。大手企業の一般向けCMに使われててもふしぎじゃないようなふつうさがどの作品でも貫かれてて。現代美術家がだれからも文句いわれないようなもんをつくる意味があんのかね。「菓子+子供」な写真ならいくらでも掘り下げようがあるだろうに。ある線で踏みとどまってるよね今の玉ノ井さんの作品て。世の中にケンカ売るのがこわいんだろうなあ。食い扶持なくなりかねないし。まあこわがってる人にむりはいいませんが、一般人の神経を逆撫でしない現代美術って単なるクソだと思う。個性と言いながらわかりにくすぎるのも一種の逃げに思えるし。「わかりやすい+超絶技巧」が確実よね。なんかポンニのアートな人ってエンターテイナーになるのは負けだと思ってる人が多いんすかね。目的と技術さえたしかなら娯楽的だろうとなんだろうと関係ないのに。「見向きされずにゴミ箱行き」よか「娯楽要素があるがゆえに鑑賞されつづける」ほうがいいだろうになあ。
帰りは印刷博物館側を流してきましたが、鈴やさん(ドルリアン…!) とかへんな名前の会社とかあってへえーと思いましたけど、かどにあった風情のいいたばこ屋がなくなってたことがかるくショックだった。ああいうのは壊さないで新しいものにまんま組み込んじゃえばいいじゃん。帰りといえば行きにチャリこいでたら世界経済共同体街宣車がいたんでみつめてたらなんか又吉イエス御本人としか思えない風貌の方がひとりで運転しててうわーと思ってすれちがったんですけど、すこしして飯田橋あたり走ってたらうしろから又吉さんの街宣車がきてええーと思ったりしました。なんかあのへんうろついてんだな。