憎悪に対して冷静に対処できるのが権力者だけ、てのが一番危ないんだよ





・なんか…靖国に祀られてる存在としては「日本が周辺国と仲良くするためなら靖国をつくりかえていい」て思ってるぽい。そのネタの出どころは言えない(強いて言えばこれ関連とか実父部屋にいる某霊とかとの対話であぶり出てきた)んだけど、そういう方向でいいらしい。なくしちまうのはダメで、なんらか…たとえばnozomu.netさんの書いてる怨霊信仰の件の最後にでてる『それこそあらたに有志により「昭和受難者慰霊碑」「昭和受難者神社」をきちんとつくって、日本の歴史に則り彼らの霊をきちんと慰撫する』らへんの形に造り替えるのがいいと思ってるようだよ。国家神道連中の心持ちを不戦の誓いを中心にした方向に入れ替えられればそれでいいんじゃないのかと思ってたんだがな。なんつーかさ…いまあるモノを消し去って済ます、てのがどうもヤでな。そういうことを平然とやるようになると上記画像の内容を繰り返す精神傾向につながってくような気がするし(天智と天武3巻よんでたら壺のネズミ思い出さずにいれなかった)。忌避することは憎悪につながりやすいのに加えて、愛情欠乏の状態で性欲がねじ曲がる正すのが難しくなる(サイコパス的な性質を生まれつき持ってた場合含)て真実が怨霊と呼ばれるモノにつきまとってるふうなかんじがするだけに。戦時に起きたことのなかに強姦(これが起きたからこそ慰安所がつくられた、てのが秦先生の本にもけっこう出てた)があるけど、強姦やらかすのはたしかちんこちいさい男子ばかりらしいので、それを検証するためにも逮捕後に強姦魔のちんこのcmを公表すべきなんじゃないだろうか。自信がないからこそ強姦することで「強さ」をむやみに誇示したいんだろな。ほんとに強い男は余裕をたたえた人のことであって、むりやりなんかしないというのに。軍隊てのもさ、爪弾きものや荒くれ受け入れる場として機能してる面が少なからずあるってのを考えると、一概に悪いモノと見なすのもどうかと思うんだよな…(ナチが親衛隊的なもんをつくったのは確か荒くれの発散の場としてだった、みたいのを読んだ気がする。だからこそユダヤ人への非道もエスカレートしてったとかなんとか)。靖国の件にもどしますけど、靖国をどう造り替えるか、戦犯と呼ばれてる人の慰霊はどうするかとかはある程度ちからのある霊の人にちゃんと視てもらってからしっかり話し合って決めるといいと思うよ。
あとさ、中国共産党のしでかした蛮行を詳細に展示した施設が中国国内にある、だから日本も自分らの犯した蛮行について詳細に展示する施設をつくりましょう、てんならわかるけど日本軍の蛮行を詳細に展示した施設が中国にあるのは日本への憎悪煽り(=敵ありきの愛国心焚き付け)につながることであって、それは遊就館が戦犯を礼賛するのと根は同じなんじゃねえの?保護法反対論ばっかし載せてた朝日さんさ、他国を尊ぶことと同じくらい自国を売るような真似をしないことは重要だと思うよ。
額田王中大上皇子を選んだのは彼の不遇な人生への同情からと大海人を守るためであって、べつに中大上皇子が好きなわけじゃないんだよな。当の中大上皇子も額田王のことが好きなんじゃなく、大海人が額田王を好いてるのをわかってて横取りしちゃうことで大海人を傷つけるのが目的だし、なにしろ額田王も中大上皇子も大海人を軸にしての行動してんだよな。中大上皇子は愛してほしい相手にまったく振り向いてもらえない鬱屈を幼少期からずうっと味わわされてきたもんだから、好意をもつ相手ほど傷つけずにいられない(=自分のことをいつも考えていてほしい)んだろうけれども、「ちからづくでないと欲しいものが手に入らない(=だから強引に奪う)」て考えがある限り、深く愛することへつながる「思いやり」を育んでくことからどんどん遠ざかってくと思うけどな…。額田王誰のものにもならない生き方をすることがこの時代だからこそ大事、と思ってる(それでいて中大上皇子が愛情不足なのも勘案する優しさを持ってる)ふうなのが爽快だなー。ひとりと添い遂げる、てのがこの状況下では必ずしもよい結果をもたらすとは限らないってわかってるんだな。とはいえ本音をしっかり守り通す度胸を持ってないと間違った方向に即転がってしまうだろうな…。
・日高先生はすべてに於いて全力であたるを実行してたヒトなんだね。本気を徹底してるヒトて嘘がないぶん人あたりがキツいんだよ。ほぼ本音だから。でも嘘がなくって気持ちがいいよ。夫人とか神仏とか。付き合い方がわかってくるとかえってラクチンだよ。小手先でグジャグジャ考える人よか。かくかくしかじか3巻はもりだくさんでお買い得だったなー。この最後のコマノリはいま継続中の身でウワーンとなったし、マジに追い詰められないとはじめらんないてのはついこの前の出来事ですよ。それと、大学生がバカなのは美大生に限ったことでもないのでは(ピーターパン脳のままで有名人になってるヒトもいるんじゃねーのー?)。自分でバカをさらけ出すのはいいけど他人が嘲笑する目的で聞いてくるのはすげえムカつくな。勝ち組根性で生きてきてる輩にバカあぶり出し的な指示が与えられたら高飛車極まりない態度になるのも当りまえっちゃそうですけど。
描きたくないような地味なシーンにもぜんぶ自分の快楽部分を突っ込んでつくられてるのが宮崎アニメ。みててつまんない場面が1コもないのはそれが理由だと思う。どのシーンもみてきれいとか気持ちよさをもとにして描かれてるかんじ。宮崎さんの快楽フィルターを通して世界をみてるふうな。重版出来2巻は働いてるヒトへのご褒美がどういうモノであるかがちゃんと描かれてて泣いた。待ってることを苦に感じないほど愛してくれる相手、てのはほんとに大事だよ…。トシくうほどそれは身にしみる。あのシーン、働きはじめて日が浅いヒトには単なる少女漫画的なご都合主義ファンタジーにしかみえないだろうけど、あの「社会人の喜びが実現した」描写はすごくリアルなんだよ。不意打ちであのリアリティをぶつけられると泣くしかない。あと、自分ができることは自分だけではわからない場合が多い、てのはうっかりやらかした間違いが誰かの財産になったりする事があるのと同じくらい「人間の意思ではどうにもならない」感をひしひしと感じる案件ですな…。なんてゆうか、市井のたくましさを地道にしっかり描いてる作家さんてのは政治屋が思ってるよかずうっと大事な存在だよ。自分の快楽の伝え方を熟知したエロ漫画屋さんと同じくらい。
島原の件でケンカ売るつもりなら千躰荒神さんを相手にすることになるから、生者を食わなきゃ保たないような急ごしらえの魔人程度じゃ太刀打ちできないのでは…?と思ったけど、での森さんは結局徳川方を滅ぼしたい目的なのね。でも慈眼さんが色々うまくやったろうからなんかムリなんだろうなやっぱ。徳川を憎む人てわりといたんじゃないかと思うけど、そこらへんの対処もおそらく考えてたんだろうな。いろいろすごいな…。