快楽天よりときめいたりしてませんよーだ!!(赤

『軍服といえば金ボタン 
 でも私は元来扁平な日本男児のボディーにあの胸ボタンはいらないだろうと思っておりました 
 しかしある日とつぜん気づきました
 ヒトのからだは耳のまっすぐ下辺りに乳首がくるようにできておりますが
 胸ボタンはその乳首の真上にくるということを!!
 ―ということはいくら軍服を着ていても乳首の位置は丸わかりで裸同然
 な…なんてイヤラシイんだ軍服!!シースルーだぜ軍服!!

 南方派兵の防暑服は生地がペラペラでよけい丸みえだぜ軍服!!
 しかも下着はフンドシでTバックみたいだぜ軍服!!』
 
上記『』内はこれの巻末の作者さんのあとがきまんがからの抜粋。バリバリのヤオイ漫画がもうぜんぜんそしらぬふうに平積みされるなんという時代…しかもなんか受のほうの人(AB型)のアグレッシヴな誘い受場面とかある上作者さんの誕生日が実兄と同月日とかいうなにこの姉貴分感ふんぷんな雰囲気タップシ進行。そもそもこの漫画もなにげに寄った書泉でほかの数冊と共にレジもってったらぜんぶで12,000円とかなってそんなにかってねーよ!!とかカッとしたらこれとかこれとかロングハロウィンとか意外とするのね☆最近漫画高めじゃね?つうか道満本みててイーエスでエロ漫画感想文カキはじめた当初のこととか思い出しましたけど、はじめて道満さん漫画みたときになんか絵柄がすげえドライで諷刺っぽいのに話が妙にエモーショナルなとこがちょっと気に食わなくて、たしかちょっとこりゃどうなの?みたいなふうなことを書いた気がするんですけど、快楽天に毎月キチッといやがらせをしつづけるノリの4コマのキレの良さをみてるうちにあの初期によくあった感傷系のもまーこれはこれでいいか…とかゆるせるようになってきた。まるくなった。それに引き換えさべはぜんぜんのらねーのな。もうすっかりオサレ関係者気取りかよ。快楽天もこなせない程度のブル漫画家なんざやめちまえ!!この常識人!!正常位射精!!まっぱだか!!あそうそう、あと源文さん本とか。このシリーズは実際にあった戦争を動物で再現してるふうなもの(設定では一応パラレルワールド)なんですけど、こういうのは欧米の人にはどうみえるんだろうなあ。キャラが動物なんでかわいいんですけど、戦闘や政治的なやりとりはリアルにやってるんでハードさはまったく失ってないという。今回のはなんか80年代のフォークランドあたりのやつです。外国人が外国語をしゃべってるとこをキャットシットワンでは違う種の動物ということにしてあって、鳴き声が違って通じないみたいな描写とかがなんか逆にリアル。つうか戦記ものなんで時代ごとの兵器とか機器を動物たちが使いこなしてるんですけど、動物キャラならではの超音波みたいのが聞き取れるとか夜目がきくとかのもともと備わってる能力とかも活かしたらいいんじゃねーかなとか思う。それだと軍事モノ好きのアイテムが描けないからだめなのか。しかしかわいいものとリアルで重たいものをこれだけバランスよく合致させて描いてるもんつーのもそうそうないと思う。まちがいなく欧米の人にはできなさそう。かわいらしいキャラでキナ臭い政治戦争モノを描くというのはまず年齢制限ブツに子供を惹き寄せてしまうという道徳琴線が働いちゃうだろうし。捨てちゃえよそんなもん。捨てちゃえよそんなもんといえば免罪符にしかみえないものがまたでてきたりして、いるいないのどっちかしか選べないあたりがなんかかわいそうだなーとかちょっと思った。

エロ漫画といえばこれもなかなか。見たい夢がみれてしまう機械をめぐる学園ラブな話でエロシーンがちゃんとエロくてスジもちゃんとスリリング。Cuvieさんはむしろこの路線のが合ってるんじゃ。最近エロ漫画屋さんのフツーの漫画がすげー多いですが、なんか実際にはヤッてない「妄想シーンでだけエロ場面」な手法が多いですな。