太一郎声で精子の歌聞きたかった

469 シャクヤク(広島県) :2009/08/09(日) 18:43:42.46 id:EcZnl7wV
これはどう見ても警察の大失態だよ
最初に任意同行と尿検査っていう鉄則を守れなかった、初動が大失敗ってことだ
つーか、シャブやってもこうして逃げ切れるっていう前例を作ってしまった
警察幹部の首が飛ばなきゃおさまらんだろう

 586 ボタン(九州) :2009/08/09(日) 18:49:29.45 ID:4WruGTTd
>>469
圧力かかって故意に逃がしたと思うよ。
現場の警官も一目でシャブ食いと見抜いてるしね。
この警官の通帳の数字がハネ上がったハズ

 624 シュロ(関西地方) :2009/08/09(日) 18:51:06.79 id:EQWPRin2
>>586
高相も女優の旦那だと主張してたんだろ
ということは、なんらかの影響力があるんだろうな』

上記『』内はここからです。ここ2〜3日でまた発覚から逮捕までぜんぶがポリの絵では説(深町さん経由)だのNASA公認のシャブだってあるんだぜだの各方面からぼろぼろでてきてるありさまで、このままだとゲイノー界とポリの黒いパイプネタなんかも芋づる式にしぜんとでてきてしまいそうなイキオイですな。のりPファンたちはさぞ陰鬱な日々をおくっているのだろうなあ…と思いきや、村西さん日記からすると泣くどころかせっせと抜いてるらしいのでこれはこれでいいのか。範囲ひろいなのりPファン。外道坊の天誅下しキャラ確定な人の件では死んだ人の家からヤク発見=それで客とってた?みたいな推測を実母がしてた。家に置いてあったヤクが客から押し付けられたのをしかたなく置いてただけなのか全然わかりませんけど、仮にもらったもんだとしても捨てずにとっといたのはへたこいたな。ぜんたいのりPもオシオも「ヤクがらみ」で「逃げまわる」とこがおなじですな。特にのりPはかわいいもんだから人生チヤホヤされっぱなし状態でそれなりにうまくやってきちゃった手合いだろうから、今回も周囲にいる人間の言いなりになってたんだろうとは思う。自分の意志を持てない中年ほどみじめなもんはないな。ヤクもなにもかも周囲から勧められるまま流されてきての結果なんだろうなあ。美人とかが悲惨なのは自分の意志で望んでるかどうかすらよく考えることなく周囲がなにかやってしまうことなんだろな。よく美男美女はモテモテとかいうけど、商売上ではそれが必須とはいえ自分の好みでもなんでもない人間に押し寄せられたってうれしくもなんとないと思うよ。その人自身が好きな人は近づいてこないと思うし。自分の感情とは関係なく一方的にデヘデヘしてくる(グラビアみてハアハアしてるのと同じ)連中に囲まれるのは少なくとも個人的幸せはないだろ。でもパパもママもシャブ中でつかまっていません。みたいなのってちょっとモンティパイソンみたいだな。というわけで昨日はG.I.ジョー(渋谷TOEI)→バーダーマインホフ(シネマライズ)→3時10分、決断のとき(新宿ピカデリー)とみまして、前日は中野さんとこに出てたハウエルズ家公開記念イベントとかみました。イベントとは言ってもマンションの1室でだらだら映像みる的な集まりで、中野さんと唐沢さんと司会の人省いてギャラリーが4〜5人しかいないというなんか内輪の会合みたいなようすのもので、司会の人が会費1500円払ってくださいねーて言うと「こ、こんな集まりで1500円て…!!」とか中野さんがつぶやくありさまで、そのあまりの地味さにいたたまれなくなったサエキさんが途中そそくさと帰ってしまう始末でした。でもなんかトークの人とお客さんが同じポジションで、映像かかってる最中もふつうの会話ふうに質問が交わされたりするんで、いやがおうにもフレンドリーではありました。大きい古時計がコチコチ動いてたりマンション入り口の階段に据えられた古くてでかい電燈がやたらに雰囲気あったりしてなんかあすこちょっとだけ面白い場所ですな。ちょい遅れてそのまま座った箇所がなんか唐沢さんの真隣だったんですけど、なんか低い声でよくしゃべる人でした。こんないろいろ知ってるふうな口調の人がヘミングウェイとスタインベックを取り違えるのかーとしみじみ横から眺めました。中野さんはにこにこしてていい人そうでした。兎に角目的の映像モノはモンティパイソンの児童数十人に「精子って最高」と歌わせるやつ(親がカソリック教徒なので避妊も中絶もできない→生みっぱなし→子供数十人いる→食えない→今日は何人か人体実験にさしだすぞー→ヤダーなんでだよー→精子ってたいせつだからだよ話)(これが噂の生徒が妊娠しまくった性教育の授業か)とか戦場でお誕生日会するやつ(地獄の黙示録のサーフィンシーン思い出した)とか高級レストランで吐きまくるデブとか、あと赤ずきんちゃんと親指トムがドラキュラとか白雪姫の継母とかと戦うメキシコ映画(ここどうぞ)とかみました。メキシコのおとぎ話ごった煮ドラマはなんかハリボテ感漂うアレでよかったです。あとは童貞ウォーズの秀逸な妄想場面とかウィルフェレルのダメ兄弟映画とかみました。ちょっとジャドアパトゥ映画みなきゃだめだな。みなきゃならん映画がふくれあがってしまうよ。
そんで映画ですが、GIジョーはなんか正義の秘密組織と悪の秘密組織がNATOの金つぎこんで作った虫兵器を奪い合う話。つーかバカアクションものなのでこまかいことに文句つけてたらキリないですけど、それにしてもちょっと見で相当数の死傷者がでてるわりに隅々までCG合成なもんだから血も肉も見事にひとつも映らなくて、派手な銃撃戦や殺し合いにあるべき重さがどこにもない。重みがないだけに人が死んだり傷ついたりする場面でもパソコン上でデータを消したのと同じくらいになにも感じません。バーダーマインホフの警官隊とのもみあいのほうが数十倍リアルで重たいです。両方秘密組織のわりに街中をかなり派手に破壊しまくってますし。もみ消しも修復費にも税金が使われるのでしょうか。ほかにも文句のつけどころはあるんでしょうが、いちばんバカだったのが「忍者」風のキャラ。漫画的な忍者造形からすると基本的に主君以外には存在を感づかれてはいけない影のように行動する秘密めいたところ(戦い方も派手な立ち振る舞いとかじゃなく、どうやって殺したのかわからないような地味でブキミな殺し方をする)が忍者という存在のかっこよさだと思うんですけど、俳優さんが韓国の人なのはまあ制作上の都合もあるでしょうから100歩ゆずるとしても上下白のスーツ着て堂々と仲間と連れ立って歩いてきちゃいけないと思う。正義方にも全身黒の忍者っぽいのがいますけど、なんかもう欧米の人も韓国の人も忍者のよさをぜんぜんわかっていないのですね…。あれはもうただの傭兵とか浪人のようなもので忍者とかじゃぜんぜんねー。実際いた忍者はいまでいうCIAのようなものだったらしいですけど。街で偵察する際も町人と見分けがつかない風体してたらしいし。あと素性が知られそうになると自殺するとかな。そういう忍者キャラにあるべきかっこよさが全部ないがしろにされててなんかいろいろガッカリした。なんていうか有名な西部劇で射撃の名手が持ち味であるキャラにムエタイをさせてるようなガッカリさです。これ以上忍者を汚さないでください。みえるとこに堂々とでてくるのは忍者じゃないです。
バーダーマインホフはなんかドイツに実在した若者グループとかで、なんかベトナム戦争をやめないと爆破するぞ!みたいに脅迫して、でもそういう要求は簡単に実現できるわけもないので爆破をくりかえしてくわけです。なんかこの人たちの要求がその都度バラバラでつまるところ世の中をどうしたいのかがよくわからないんですけど、とりあえず仲間が捕まると必ず釈放要求として爆破するし、自分らの批判書いた雑誌の出版社も爆破するし、官憲の一方的なやりかたをファシストだと言って爆破するし、要求が通らなければ政治家とかの有名な人をマシンガンで蜂の巣にするし、もうなんかとにかく爆破&銃撃の方向です。根のところでは平和とか自由とかが理念としてあるみたいなんですけど、でもいちいち暴力が伴うんで、結局この人たちの嫌ってる「ファシスト」と同じになってるんだよなあ。あと外国の市民が抑圧されてることに対してドイツ国内で爆破したって改善したりはしなそうだけどな。だったらご当地いってやったほうがよくないですかね。この人たちは戦う戦うと言いながら圧政者がなんの罪もない市民を踏みつぶしてるのと同じやりかたを選択してる時点でちょっとなあ。暴力に及ぶ前に平和なりなんなりへの方法とか提示するのが先じゃないかね。なんか暴力を行うことが目的化しちゃってたいした論理がねーんだもん。マンデラさんは最終的にマインホフと同様テロをして自由を勝ち取ったんだけど、それは先立つ論理やその後の考えとかがちゃんと用意してあったからなのでは。マインホフはどうも暴力以外のことが欠落しすぎでなー。ポンニでも赤軍とかあったけど、主張を通すことばっかりで市民の未来や状況を背負う気なんかこれっぽっちもないっぽかったしなあ。演説してワーワー騒ぐ気持ちよさが忘れられなかっただけなふうにもみえた。作品中のセリフでちょっと忘れたけど、つねに断絶しろ、みたいなふうに仲間内に言い渡すとこがあって、人間が嫌いなのかなーと思った。捕まってからの裁判でもマインホフメンバーが裁判長に向かって子どもっぽい悪口をいうところで傍聴席が盛り上がってて、マインホフを支持した人はマインホフ同様偉ぶってる権力者に楯突く部分だけにカタルシスを見出してて、 ものごとを真剣には考えてない人たちっぽいかった。この前の平山さん会でマイコー追悼つーことで映像みせられましたけど、なんか黒人である反発色から脱却以降のマイケルの売りが世界平和とか人類愛とか動物愛護とかで、「ひどい」とか「助けて」とか「自然ってすばらしい」「愛ってすばらしい」みたいな字ヅラをファンタジー的に悲劇ヒーローぶって声高に叫ぶアクションをするだけで、それをマジに解決しようとしたりはしないアレとちょっと似てると思った。マインホフは主義主張が正しくさえあれば何をしてもいいとか思ってる精神状態らへんがちょっと親御さんとこじれたなごりかなーと思う。マイコーも親御さんとこじれてましたな。

3時10分はエルモアレナードものだそうで。ウォークザラインの監督さんなので観に行った。借金のカタに牧場も家も取り上げられそうな一家の主のクリスチャンベイルが、自分の牛を探しにきたところで馬車強盗してるラッセルクロウ率いる強盗団と鉢合わせて、そのときには穏便に済むんですけど、町でごたすたあっておたずねもののクロウがお縄について刑務所のあるユマ行の汽車への護送することになって、カネに困って地主を拝み倒しに来たベイルもカネ目当てに同行することに。クロウはこれまで何人も殺してるということなんですけど、やたらめったら殺すのではなくて、ひどいことをする野郎とか、失礼なムカつくバカとか、殺すのに納得がいくような輩ばかりで、分別のつく頭のいい人なことが劇中でだんだんわかってくる。でもまあ罪人には変わりないしベイルとしてはカネがほしいのでプロ意識にしたがって粛々と連行する。クロウに心酔する強盗団のナンバー2も密かに奪還の機会を狙う。途中でクロウに怨みを抱く連中が勝手に縛り首にしようとしたりアパッチ族の襲撃にあったりしつつなんとか進み、道中では牽制しつつもクロウとベイルはお互いのことをちょっとずつ知り合っていく。汽車のつく町に到着し、宿に落ち着いたところでずっと追ってきたクロウの強盗団が、クロウの護衛を殺した奴にやるといって札束をみせびらかすと、銃をひっさげたならずものたちがじりじりとベイルたちのいる宿に向かってくる…。ベイルは先の戦争によって足を失ってて、しかもその原因が名誉の負傷とかじゃなくちょっと情けない理由だったり、一家の主として家族を養えないこととかもういろいろなことで男として後がない状況で、今回の仕事をやりとげることによって挽回しようとしてるんですけど、なんつーかクリスチャンベイルって最近かっこいい正義の味方役ばっかしやってるもんだから「情けないキャラ」って言われてもいまいちピンとこないんだよな。ヒーロー面が板につきすぎっていうか。クライマックスでラッセルクロウがベイルの告白にほだされる場面もさ、あれはベイルが情けなければ情けないほど活きると思うんですけど、なんかベイルがあの役やってるとべつに強そうでクロウが人生かけるほどの情けをかけるは必要なくね?とか思っちゃうんだよな(セリフで人生取り返したい心情とかをまんま説明しちゃうのもちょっとな…もっと演出とかでどうにかできんかったですかね)。もっと顔知れてないフツーのお父さんっぽい役者さんでよかったんじゃないすかね。それだと売りにくいか。しかしあのラストはちょっと予想してはいましたけど、結果的に「俺の機嫌損ねた奴は全員殺す」でちょっと強盗団メンバーの努力が水の泡すぎます。あれはクロウの命令をきいてるうちはいいけど、自発的な行動したがためにお払い箱になったってことなのかな。そう考えれば最初から一貫してるっちゃそうですけど。クロウは一時期荒れてるっぽかったけど(今もか?)、なんかちゃんといい作品に出続けててプロ意識しっかりしたみたいですな。